神戸市灘区で波型スレート屋根をカバー工法でリフォームした場合の費用は?

「そろそろ屋根を直したいけど、費用が不安…」
「工場や倉庫のスレート屋根が老朽化している」
「アスベストの処理って高額なんでしょ?」
こうしたお悩みを神戸市灘区の戸建住宅や事業用建物の所有者から多く伺います。
特に、1980~90年代に多く使われた波型スレート屋根(大波スレート)は、経年劣化による割れ・ひび・雨漏り・断熱性低下などの問題が年々顕著になっています。
そんな中、葺き替えよりも費用を抑えられて、工期も短い方法として注目されているのが「屋根カバー工法(重ね葺き)」です。
この記事では、神戸市灘区で波型スレート屋根をカバー工法でリフォームした場合の費用相場・工事の流れ・注意点・実例までを詳しく解説します。
波型スレート屋根とは?古い屋根材の代表格
波型スレート(大波スレート)は、セメントに繊維を混ぜて形成された屋根材で、軽量かつ安価で施工しやすいことから工場や倉庫、戸建て住宅の屋根にも幅広く使われてきました。
主な特徴
- 波状の形状で雨水が流れやすい
- 軽量でコストパフォーマンスが高い
- アスベストを含む旧製品も多い(2006年以前)
築30年を超えると以下のような劣化症状が目立ちます
- ヒビ割れ・欠け
- 防水性能の低下
- コケ・カビの発生
- 雨漏り・室内結露
灘北通・都通・篠原南町などの古い住宅街では、こうした屋根材のメンテナンス相談が年々増加しています。
カバー工法とは?葺き替えとの違い
カバー工法(重ね葺き)とは、既存のスレート屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を施工する方法です。
項目 | カバー工法 | 葺き替え工法 |
---|---|---|
既存屋根の撤去 | なし(上から重ねる) | あり(全部撤去) |
費用 | 比較的安価 | 高額になりやすい |
工期 | 短い(3〜5日程度) | 長め(5〜8日程度) |
アスベスト処理 | 不要(封じ込めできる) | 処分費が高額(安全処理義務あり) |
重量 | 増える(やや重くなる) | 軽くなることもある |
アスベスト処理が不要で、費用も抑えられることから、神戸市灘区ではカバー工法の需要が高まっています。
神戸市灘区で波型スレート屋根をカバー工法で施工した場合の費用相場
屋根面積・形状・足場の有無・選ぶ屋根材の種類によって異なりますが、以下が一般的な費用感です。
項目 | 費用の目安(税込) |
---|---|
屋根面積 60㎡の場合(住宅) | 約700,000〜1,000,000円 |
屋根面積 100㎡の場合(倉庫等) | 約1,100,000〜1,600,000円 |
足場仮設費 | 約150,000〜250,000円 |
使用屋根材(ガルバリウム鋼板) | 約7,000〜9,000円/㎡ |
諸経費・養生・施工管理 | 約100,000〜200,000円 |
使用される屋根材の種類と選び方
1. ガルバリウム鋼板(断熱材なし)
- 耐久性が高く、安価
- 軽量で施工しやすい
- 断熱性は低め
2. 断熱材付きガルバリウム屋根(遮熱タイプ)
- 夏の暑さを大幅に軽減
- 結露対策にも効果あり
- 費用はやや高めだが快適性◎
神戸市灘区のように夏場の気温が高く、湿気の多いエリアでは、断熱材付きの屋根材を選ぶことでエアコン負荷も軽減できます。
施工の流れ|カバー工法の一般的な工程
現地調査(無料)
既存スレートの状態や下地、勾配、周辺状況を確認
足場設置・養生
安全かつ丁寧な施工のために仮設足場を組みます
下地調整・防水シート施工
スレート屋根の上に防水ルーフィングを施工し、雨漏りを防止
新しい屋根材を重ね葺き
ガルバリウム鋼板などの屋根材を設置
棟板金・雨仕舞処理
屋根の頂上や端部をしっかりと雨仕舞して完了
清掃・最終点検・お引き渡し
清掃後、最終点検いたします。その後、お客様に施工後の様子をご確認いただき、ok頂けましたら施工完了となります。
カバー工法の注意点
屋根の下地が腐食していると施工できない
→点検で「葺き替えが必要」と判断されることもあります
重ね葺きで屋根の重量が増す
→木造で築年数が古い家は構造確認を推奨
結露対策が重要
→通気層や遮熱材の有無で快適性が変わる
施工業者選びが重要
→「アスベスト対応の経験」「雨仕舞の技術」「地域対応力」をチェック
よくある質問(FAQ)
Q1. アスベスト入りスレートでもカバー工法はできますか?
→はい。撤去しないためアスベストの飛散リスクがなく、封じ込めとして安全性も高いです。
Q2. 雨漏りしていてもカバー工法で直せますか?
→軽度の雨漏りなら対応可能。ただし、下地が腐食している場合は葺き替えが必要になることもあります。
Q3. カバー工法はどのくらいもちますか?
→使用する屋根材にもよりますが、耐用年数は20〜30年程度が一般的です。
Q4. 工事中は家に住めますか?
→はい。工事は屋外だけなので、室内に入ることはありません。
Q5. 施工中の騒音や近隣への影響は?
→足場組み・屋根材の設置時に音が出ますが、事前に近隣へのご挨拶を徹底し、養生も万全に行います。
まとめ|神戸市灘区でスレート屋根をカバー工法にするなら今がチャンス
築30年以上が経過した波型スレート屋根は、表面に見えない劣化が進んでいる可能性があります。
神戸市灘区は、潮風・雨・紫外線の影響が重なりやすい環境にあるため、早めのメンテナンスが雨漏り予防と資産価値維持のカギです。
葺き替えよりも費用が抑えられ、工期も短く、安全性の高いカバー工法は、今後の屋根リフォームのスタンダードともいえる存在です。
王子町・灘北通・大石南町・記田町など、灘区内全域で現地調査・お見積もりは無料対応中!
「このまま使い続けても大丈夫かな?」と少しでも不安に感じたら、お気軽にご相談ください。
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